2007年11月25日日曜日

【三郡縦走】三郡縦走達成!

木曜日の夜中にひらめいて、金曜日に三郡縦走してきました!
一人で!

三郡縦走(さんぐんじゅうそう)と聞いてピンと来ない方のために説明すると、若杉山~三郡山~宝満山と続く約20kmにも及ぶ尾根道のコースを登ることを福岡では「三郡縦走」と言います。

わかりやすい地図のリンクがありました。
http://oyamade.gozaru.jp/aruku/2005/051130/track.jpg (コピペで)


■9:00
JR篠栗駅に到着。
セブンイレブンでお茶やお昼ごはんを購入し、若杉山に向かう。

■9:30
若杉山登山口に到着。といっても登山口がどこだかはっきりわからず、山頂への案内板がはじめてあった仏教的な建物(霊骨堂?)のところ。

ここからが大変だった。
若杉山を初めて登る僕は登山道が分からず、幾度と無く車道に出るため迷う迷う。
車道を進んでは引き返し、また戻りを繰り返しながら何とか楽園と言うキャンプ場みたいなところに到着。

そこからまた車道に出ると夜景を見に若杉山を車で登る時にある階段のある怖いお寺に。
うわ、ここか。
丁度横にあった自然遊歩道の案内板を眺めるが登山道がいっちょんわからん。
少し車道を引き返すと大和の森と言うスギが沢山生えてるところに到着。
何となく山頂にいけそうなので、その森の中を進む。
途中にスギフェチなカメラマンにすれ違い山頂に行けるか聞くが分からない様子。
「山頂への案内板をあったような…、どうです?スギをゆっくり見てまわるの面白いですよ!」
縦走を目指して序盤でつまずいてる自分に焦っているのに、さすがにこんな事言われるとムカついた。

■11:00
R0010803
若杉山山頂(681m)に到着。
山頂に到着しても何の安堵感も無く、このままじゃ宝満山に着くまでに日が暮れてしまうという焦りが物凄い。
山頂にいたおばさん二人組みに縦走することを伝えると
「今からやったら、ちょっと遅いね~。でも若いけん何とかなるよ。」
と言われ、時間が遅いことに確信を持ち、さらに焦る。
R0010810
ここからは縦走路でカナリ道も踏み固められているし、尾根を歩くので迷うことは無かった。

■11:10
R0010806
ショウケ越と言う橋のあるところに到着。
下は車道。
うちのおばあちゃんが言ってたところはここかぁ。と記念撮影。
写メでも送ろうかと携帯のカメラを2ヶ月ぶりに起動させると携帯のカメラが壊れていた。

ショウケ越は縦走路の中で最も標高が低いため、ここからの道が険しくきつかった。

■11:40
R0010811
鬼岩谷山頂(774m)に到着。
朝から何も食べてないことに気づき、おにぎり二つ食べる。

この頃から腕が寒さに体力を奪われていることに気づく。
マラソンランナーの腕に何か巻いてる意味がなんとなくわかった。

これからは結構高低差も少ない道だったのでカナリ楽だった。
遅れた時間を取り戻すためにも走ったりした。

■12:00
R0010816
砥石山山頂(826m)に到着。
お決まりの自分撮りをキメて通り過ぎる。

右足の付け根に痛みがある。

■12:10
R0010819
前砥石山(805m)に到着。
ここでも自分撮りをキメたかったが真横で親子3人がお昼御飯を食べていたので断念。
そそくさと先を急ぐ。

ここからは人にもすれ違うようになり、中には軽装でジョギングしている人たちもいた。
なんて人達なんだ。

■13:00
R0010834
三郡山山頂(936m)到着。
ここは縦走の中で最も標高の高い場所。
しかし、テレビ局のアンテナやらドーム型の何かが建っていて最悪な景観です。

三郡山に着くと宝満山はすぐそこだし、時間的にも精神的にもカナリ余裕を持つことが出来た。
そしてカナリハイペースだったことに気づく。
ここで本格的に休憩。
サンドイッチとかをモグモグ食べる。

おじさん達が「あそこが~山で、こっちが~山たい」って話てるのを聞きながら景色をみる寂しい自分。
記念撮影を撮ってあげたり、撮ってもらったりする。
ちなみに山頂の気温は5℃だった。

30分後に出発。

■13:50
R0010847
頭巾山山頂(901m)に到着。
誰も居なかったので自分撮りをキメれた。
ここは縦走路沿いから少し離れた場所にあり、寄り道してみた。
R0010841
三郡山から仏頂山の登山道はカナリ道幅が広いとこがあり、景観が素晴らしかった。

■14:15
R0010850
仏頂山山頂(869m)に到着。
先ほど人を抜いたばかりなので極めてスピーディーに自分撮りをキメて、そそくさと立ち去る。

■14:25
R0010852
宝満山山頂(829m)に到着。
やっぱり宝満山、祝日でもあったので人が多い!
チビッ子達がキャーキャーいっとります。
おじさんは縦走達成してキャーキャーしてみたいが一人寂しくタバコ吸うとります。

おじいちゃん登山者に記念撮影してもらって記念撮影してあげたら、その後別の登山者に三回連続で記念撮影要求されました。
そんくらい人がわんさかいました。

そうこうしているうちに40分くらいくつろいで下山開始。
宝満山の下山はさすがに膝にきました。

■15:40
R0010854
竈戸神社(宝満山登山口)に到着。
隅の方にあるもみじが見事に紅葉していたのでカメラマン達が三脚を立てて撮影に勤しんでおりました。

帰りは塩月さん家のすき焼きパーテーにお呼ばれしたので、そのままバスと電車で二日市に向かいました。


さすがにこんなに長い距離歩くと達成感ありますな!
雪が少し降り積もった時に行くのも楽しそうなルートでした。
そして、勝手に縦走してすみません山口君。

最近よく山を登る理由や、好きな理由を聞かれたりすることがあります。
別にこれと言った理由は無いんです。
そのたびに達成感とかMに効く!とか適当に言ってます。
あえて答えるならば「自分が生きていることを実感できる」とか「自分が生きている証拠をつくる為」とか。
それを達成感と言うのかも知れませんが。


とりあえず、やったよ俺!
次はどこ行こうかワクワクドキドキ胸を弾ませております。

2007年11月16日金曜日

【宝満山】裏宝満へ!

この前の日曜日に山登りに行ってきましたが、なんと水曜日にまた行ってきました。

それがね、月曜日も火曜日も筋肉痛にならなかったの。
このキャシャな男、中身は大変丈夫な様子です。

ほんで、唯一の登山仲間&高校からの友人の登山口くんと宝満山登ってきました。
また!?と思われる方もおられるとは思いますが今回は違います。
いや、僕も正面ルート(竈戸神社)はこりごりなんです。
登る気しません。

そこで!

今回は「裏宝満」と言われる何本かあるルートの中で「堤谷ルート」から登ってきました。
もちろん今まで正面から登った事しか無かったから初めてです。
このルートは正面ルートの所謂石段ばかりの登山道ではなく、沢登りに近い川沿いの登山道を歩くコースで何箇所か川を横切ったりもする。
そして、川沿いなんで滝も無数にあるんです。
普通に十箇所以上あると思います。
初めて登る人でも赤テープだけ注意しながら登れば、自然を楽しみ、アスレチック感覚で登れる大変素敵なルートです。

やはり宝満山は傾斜があるのでこんなはしごも二箇所ほどあります。
R0010685

滝の下で休憩。
登山口君、何か見つけたようです。
R0010706

カニー!サワガニー!
R0010707

そして最近ハマリつつあるマクロショット!
R0010711

このコース、滝のほかにも百日絶食記念の碑、金の水、紅葉谷などなど沢山の名所もあります。
写真は大きな岩の下から湧き出る金の水。
R0010736

その後、宝満山とお隣の仏頂山の分岐に出てとりあえず先に仏頂山へ。
R0010749

それから宝満山山頂の裏の急な岩壁を登り、
R0010758

山頂へ!
R0010767

この日は天気が良くて、かなり見晴らしが良かったです。
R0010764

山頂でカップラーメン食べた後に、休憩。
R0010779


ほら。
みんなも山登りたくなったでしょ?